ENLIGHTENED EQUIPMENT
Revolt V2
単体使用もできる!?
包容力が自慢のアンダーキルト
ハンモックを宿泊装備として使うとき、背面の冷え対策としてのベストアンサーは、寝袋のようなダウンバックを下から当てがうアンダーキルト。これは様々なハンモック泊スタイルの人体実験から導き出した答え。
クローズドセルやエアマットを使うと、腕まで覆えず幅が足りない、寝ているうちにパッドがずれてしまう…そもそも、荷重を分散させるしなやかなハンモック本来の寝心地が失われる…
そこで様々なハンモック用のアンダーキルトや、ハンモック専用の寝袋のようなものが開発されてきました。
背面の冷え対策に特化し、寝袋との併用を前提としているために軽量だけど、単体で使用するには小さ過ぎる…
ハンモック専用の寝袋として開発されているけれど、ハンモックを包み込むような設計のため解放感が失われる…
ハンモックで寝るならば、ハンモック本来のしなやかな寝心地と解放感を存分に楽しむワイルドなカウボーイスタイル(あるいは、海賊スタイル?)で寝たい!そう思っていた人はけっこう多いのではないでしょうか?
Revolt V2シリーズは、そんなロマンを叶えてくれるアンダーキルトです。
■ゆったりしたサイズ
203.20cm×114.3cmとハンモックアンダーキルトの中でも大きいサイズ。CUMULUS SELVAが180cm × 110/95cm(shoulders/knees)と、比較するとかなりゆったり身長を覆える大きさです。
また、同社の寝袋Revelationシリーズもハンモックのアンダーキルトとして使うことも可能なのですが、192cm×137/101cm(shoulders/knees)というサイズと細かな調整ができないため、体型によっては長さが足りなかったり、ロフトが潰れてしまって快適に眠れないことも…このRevolt V2 はアンダーキルトに特化しているため、まるでハンモック単体で使っているかのような気持ちよさで暖かさを得ることができる特別モデルです。
■寝袋いらず?単体使用も!?
大阪店の吉谷や中土はEEの寝袋のレベレーションを単体で使って(Youtubeなどで紹介済み)寝たりするのですがこのRevolt V2は幅が広いのでより寝袋を使わない寝方を構築できます。マニアックですが10度付近の環境下で猛者や寒さに強い人は試してみてください。個人判断にお任せしますがこの寝方が構築できるならばかなりの軽量化装備を実現できるでしょう。
■寝たままできる細やかな調整機能
垂直バッフルを備えたRevolt V2 の調整のためのサスペンションシステムは、ほぼすべてのハンモックで使用可能。横たわりながら簡単に微調整できるので、頭と足の端に沿ったショックコードにより、体型や気温に合わせてフィット感を調整できます。
■ハンモックのための設計
内側と外側の生地を別々にカットしているため、外側の生地が内側の生地よりも大きい設計になっています。そのため、アンダーキルトをハンモックにぴったりと引っ張った場合でも、ダウンのロフトが潰れることなくハンモックを包み込んでくれます。
この4つの要素が、解放的でハンモック本来のしなやかな寝心地を楽しませてくれます。
背中の冷えはしっかりブロックしつつ、風を感じながらハンモックで寝る自由さ!ぜひ体感してみて欲しいです。RevoltV2ならハンモック本来の寝心地を楽しめますよ。
▲Revolt V2 | Quilts
SPEC / 商品スペック
幅 : 114cm
収納サイズ : 2L
中綿 : 850Fill Power Down
・100% Cotton Storage Bag
・EE Mini-Carabiners × 2個
・18′ 3/32″ shock cord × 2本
幅 : 114cm
収納サイズ : 2.5L
中綿 : 850Fill Power Down
・100% Cotton Storage Bag
・EE Mini-Carabiners × 2個
・18′ 3/32″ shock cord × 2本
COLUMNコラム
寝袋にくるまって眠ることも大好きなのですが、あたたかい季節にハンモックの上に身一つで眠る解放感がたまらなく好きです。
今まで色んなアンダーキルトや寝袋で背中の冷え対策を試してきましたが、寝返りをうったり、身体を伸ばそうとするとちょっと窮屈でした。
実際にRevelationよりも幅が広くて包み込んでしまうので 春秋の単品使用での出番が多い最高の相棒です。
RevoltV2の自由さ、一度知っちゃうと病みつきです!
writing / Nakatsuchi